W.I.S. Laboratory
menu-bar

Pentium4(Prescott)マシンの故障

自作PCの中身 突然、Pentium4(Prescott 3GHz)マシンが起動しなくなった。
電源を入れてもHDDのアクセスランプが点灯したまま、ファンが回るだけ。
完全にビデオ出力が無く、BIOS画面すら出てこない。

なんというか潔い壊れ方。
ヒートシンクの隙間に入ったホコリ 原因はなんだったのかよく分からないが、ヒートシンクの隙間に溜まったホコリかもしれない。
ファンの風をホコリが邪魔して冷却効果が落ちたのかも。
プレスコットコアはリーク電流(漏れ電流)が大きく、発熱がものすごいため、冷却対策をしっかりする必要がある。
とはいうものの、あまりに急激な故障だったので、いまひとつ納得がいかない推測なんだけど。
Pentium4のピンとパスコン CPUの状態を見てみると、特に異状は見あたらない。
しかし異常な発熱があったので怪しまれる・・。
マザーボードは完全に死んでしまった。
内蔵HDD こうなったとき、とにかく心配なのはHDDのデータ。
特に仕事で預かっているクライアント様のデータを確認しないことには夜も眠れず昼寝してしまいそうなので、取り急ぎHDDが生きているかどうかをチェックすることにした。
自作PCのマザーボード 手元に余っていた一昔前(3昔くらい前?)のマザー+CPU(多分ウィラメットコアのCeleron)を組み込んで、HDDにアクセスしてみる。
このマザーも動作が怪しいのだが、S-ATAに対応しているマザーはこれしか無かった。
フロントパネルの電源配線 必要最小限の配線と、フロントパネル配線は電源スイッチだけ。
MS-DOSのLHAで解凍 起動用OSが入っていたHDDは認識せず、しかもアクセス音すらしないので、アクチェータか管理チップが壊れてしまったと見られる。

この時点でイヤな予感がしてやまないのだが、とりあえずFDからMS-DOSを起動し、必要なツールをLHAでRAMディスクに解凍する。
MS-DOSのNTFSDOS データの入っているHDDのファイルシステムはNTFSなので、当然DOSから読むことができない。
NTFSDOSを組み込んでマウントすると・・うまくマウントできた。
FILMTNの画面 FILMTNを起動し、マウントしたドライブに切り替える。

・・よかった!生きてた!
ホッと一安心。
一部のデータは失ったけど、そこまで痛くない容量。

それにしても今回の故障原因はなんだったのだろう。
また組み直しになりそうだ。
次は発熱の少ないCPUにしよう・・。

[ 戻る ]
saluteweb