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またまた生きた化石のようなノートPCをどこからか拾ってきた。 
こいつはPC-9801ノートシリーズの中でA4サイズ最終モデル、性能的には最高峰にあたる。 
なんと白黒液晶にもかかわらず、あのWindows NT4.0 Serverが動くのである。 
・・・「動く」だけだが(汗) | 
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ITF保護のボタン電池が完全に消耗し、ディップスイッチ設定はおろか、内蔵時計が狂いまくり。 
「どうせクローゼットに押し込まれるだけの運命なんだから、関係ないじゃん」と、どっかから何かの声が聞こえてきそうだが、ここは耳を塞いでおこう。 
まず、裏面の拡張用パネルを開く。 | 
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これがITF保護のボタン電池。 | 
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茶色の収縮チューブをハサミかカッターなどではぎ取ると、極に直づけされた端子が出てくる。 | 
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堅い。ハッキリ言って堅すぎる! 
刃が厚めのカッターやナイフで抉じりまくろう。 | 
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端子は大切なので、形が崩れないように丁寧にはぎ取ろう。 | 
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例によっておなじみのCR2032。 
型番が同じだったら、どこのメーカー製でも可。 
100円ショップ製でもなんら問題なし!(ホントかよ) | 
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スポンジが間に挟まっている厚手の両面テープで、コネクタの端子を貼り付ける。 
コードの色に注意しよう。 
赤:プラス面(文字が書かれている面) 
黒:マイナス面 | 
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両面テープでサンドイッチする。 
しっかりと力を入れて粘着しておかないと、隙間ができて突然ITF設定が消えることがあるので注意。 
はみ出た部分はハサミで切り取っておこう。 | 
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こんな感じでセット完了。 | 
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はい、復活です。 
最近電池交換ばっかりしてる気がするなぁ。 
※本当は一次電池のCR2032をこんな修理に使ってはいけません。異常な発熱・破裂・液漏れなどの危険が必ず伴いますので、真似しないでくださいね。真似されるときは、必ず自己責任で行ってください。
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