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audio-technica ATH-AD500

audio-technica ATH-AD500の箱
↑ちょっと高級感のある箱に入っている。
↓開けて最初の感想、「デカい!」と「軽い!」

audio-technica ATH-AD500
夜中の練習モニター用に、audio-technicaのATH-AD500を購入。
再生可能周波数が、下10Hz~上30,000Hz。
前々から上30kHzくらいの周波数特性をもったヘッドホンが欲しくて欲しくて、購入を検討していた。
今まで密閉型を使っていたが、やっぱり次は開放型が欲しい。べつに満員電車でヒップホップ聴くわけじゃなし。
イヤーパッドもウレタン製じゃすぐにボロボロ、70年代の四畳半フォークを彷彿とさせるデザインに変貌してしまう。やっぱりここは肌触りの良いベルベット調の(いや、別にベルベットじゃなくてもいいけど)布製イヤーパッドがいいな。
ヘッドレストも現代なら当然オートアジャスタ付きじゃないとね。
などと贅沢を並べ上げていたら、好みの音のPanasonic製だと欲しいモデルは3万円を軽く越してしまう。
ううむ、流石は一流メーカーだぞよ。
ということでaudio-technica製を探していたところ、仕事の帰りに寄った電器店にADシリーズのスタンダードモデル500を1万円で見つけた。
この上のグレード700になると1万5千円。
どっちにしても手頃な価格だけど、周波数特性は下の5Hzしか変わらない。 ヘッドホンに低音はそれほど求めない性格だし、どうせ耳には聞こえない音域に5千円も出すのもなぁ・・ということで、ATH-AD500を手に取った。
帰って早速CDを聴く!(SACDなどという、音だけにDVDの全容量を使うようなある意味クレイジーなモノは持っていない・・欲しいけど)
おおっ!
伊東たけしのアルトがっ!マイケルブレッカーのテナーがっ!息づかいが聞こえる!
ていうか、ライドシンバルとハイハットがスゴイ。
EQ完全フラットでも、音量絞っても、これだけのクリアーさって、流石30kHzの世界。
人間の耳は20kHzまでしか聞こえないのに、どうして30kHzも必要なのか?
正直、分からん(汗) でも、明らかに違う。
空気感、とでもいうのだろうか。
VL70-mの音も、心なしか張りが出たようだ。
特にピアニッシモの息づかいがえらくリアルになった。
VL70-mってここまで空気感のある音を作り出せるのか、と少しびっくりしてしまったくらい。
こんなホーム用ヘッドホンでこんなに感動してるなんて、いかに今までロクなヘッドホン使ってなかったかがよく分かるなぁ。
実は半年ほど前にVictor製のものを買ったのだが、どうにも高音域の音質が好みと合わず手放してしまったので、それ以来数千円の安ヘッドホンだったのだ。
ATH-AD500のアルミハニカム構造
↑軽さの秘密はアルミハニカム!?

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